『ねえ とうさん』
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『だってだっての おばあさん』
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![]() ある家に、5さいのねこと、98さいのおばあさんが住んでいました。ねこは毎日おばあさんを魚つりにさそいます。でも返事はいつも「やめておくわ。だって、わたしは98さいだもの」 そして、おばあさんの99さいの誕生日がやってきました。ねこは99本のろうそくを買いに行きますが、帰る途中、うっかり川に落としてしまいます。拾えたのは5本だけ。ケーキの上には、ろうそくがたったの5本。 「おばあちゃん、5さいになっちゃったね」 「あら、ほんとだねえ。わたしの5さいのおたんじょうび、おめでとう!」 次の日、5さいのおばあさんは、ねこといっしょに、元気に魚つりに出かけます。。 |