『七つの人形の恋物語』〜大阪公演のアンケートから〜
・原作ファンなので観に来ました。期待を裏切られることなく作品世界にひき込まれました。本当に面白かったです。感動しました。人形達の個性が本当に生きていて楽しめました。こういう濃密な作品を人形劇で観られるなんて夢のようです。(20代・女性) ・人形と役者が見事に一体化して見えました。演技力に脱帽。歌も素敵。最後にせつなくて泣きそうになりました。(50代・女性) ・(主役の)ムーシュの表情が場面ごとに変わっているように見えてすごかったです!(18歳・女性) ・泣きました。心からの切ない愛に胸うたれました!たくさんの大人に見ていただきたいです。クラルテさんのシニカルなお芝居も大好きですが、今までで一番好きな作品かも。 ・人形に命が吹き込まれる姿が素晴らしかった。人形劇のようで演劇のようで本当に素敵な時間でした。人形に息吹を吹き込む愛も素敵だなと。深い想いの中で、ハッピーエンドでよかったです。(40代・女性) ・途中、どうして?と思ったり、哀しくなったり、でも最後にはホッとして嬉しくなって…。ハッピーなだけでなくいろんな複雑な気持ちがあるけれど、最後は良かった!息子と一緒に観られてよかったです。(40代・女性) ・今回初めて見せてもらって、もう感激で感激で言葉に現すには難しいくらい感激でした。現実的なことばかり考えてなくて、本当にもうそのストーリーそのものでまるで別の世界に連れていってもらった感覚でした。こんなにも鳥肌が立ったものを見せていただいて、名作の劇は名作の劇でいいと思いますが、私は今回の劇のような作品が大好きです!楽しい時間をありがとうございました!(19歳・女性) ・映画『道』のジェルソミーナとザンパノを思い起こさせるような二人の関係。ミシェルが悪人であればあるほどラストシーンは心を打たれました。人形劇のなかの人形劇、この二重構造に後半ははまり込んだ気がします。そして、ミシェルがムッシュ・ニコラを遣っているシーンで声が入れ替わり、物語の鍵が解かれた時、ぐいぐいと芝居に引き付けられました。そして人形が人形を遣うという面白さの深みにはまりました。ロビーで役者さんに感想をお伝えすると、ミシェル・ペエロは私をハグしてくれました。遣っておられた役者さんとならできないハグ。しかし人形ならできる。本当に人形劇は不思議なものだと思います。素晴らしいものをみせていただき感謝。(50代・女性) ・涙が出てとまりませんでした。ムーシュとミシェルと人形達、皆の愛に涙がとまりませんでした。ムーシュとミシェルは人形だけど人間に見えました。最後はとても良かったです。 ・キャプテンがあんなふうに思っているとは思っていなかった。人形達が死にたくなるぐらい悲しんでいるところを見て泣きました。全員が悲しむ中いってしまうのかと思って悲しみました。キャプテンがゆいいつ心を開いた人だと思いました。(小学5年・男子) ・観終わった後は感激が大きすぎてうまく書けないのですが、とにかく、すごく良かったです。人形の動きがとても人形とは思えなくて人間のようでした。(劇中の)人形劇の人形との違いもはっきりしていて、この難しい作品に取り組まれる力を持っておられるのがよく分かりました。(女性) ・人形に命が宿るということが、劇の演目の内容からも、そして人形劇そのものからも感じました。人形を介して伝わる愛、人形という本来無機質なものに心を交わす愛。人形劇だからこその愛の伝え方だなぁとしみじみです。(30代・女性) ・人形だからこそできる物語ですね。大人の物語なのに夢があって、とても楽しめました。一つ一つの動きも感情が伝わってきました。一人の人間にはいくつもの面(顔)がある…。表の顔だけでなく、いろんな人の面を見ないとなぁ…と感じ入ってしまいました。楽しかったです。(40代・女性) ・素敵な恋の話でした。胸が熱くなりました。主人公の女の子の人形ホンマにかわいいですね。(50代・男性) ・7つの人形と一人の男。ドイツとの戦争を生きて、その中で作った7つの人形。心をうつして自分は閉じ込め、悪だけが残った。男の嫉妬、揺れる心、面白かった。(50代・男性) ・秋の一夜、ギターの音、歌、良かったです。愛は身近にあるのですね。人形劇の人形達、個性的で、よく作りこまれた作品で時間を忘れて観てしまいました。(50代・女性) ・時間が短く感じた。虚と実の世界をいったりきたり。 ・舞台全体を使っての劇見て、今まで見ていた人形劇と違い、物語に浸れたように感じた。(30代・女性) ・ムーシュ達の人形(人間)は、本当に人間のようで感動しました。心情が動きに出ていて分かりやすく、自分も同じ心情になりました。まじめな話だけなのかと思っていたけど、笑えるところもあり楽しかったです。(学生・女性) ・毎年、大人のための人形劇を楽しみにしています。わくわくしたり、目を丸くしたり、洞察したり、あぁこれはひょっとしたら本心ではないなとか、真実は別のところにあるなぁとか。大人の今の自分と、子どもの頃の心をいったりきたりしてたらいつの間にか物語の中にひき込まれていきました。7つの人形どれもが誰にしもあるいろいろ。終演後人形達と触れ合えて楽しかったです。原作も読んでみたい。(30代・女性) ・現実が凝縮されたようなお話でした。と同時に、途中から7体の人形はキャプテンの分身のようにも見えてきて、ただ憎らしいだけじゃない、複雑な感情がない混ぜになって先の展開がとても気になりました。(30代・女性) ・大人向けの人形劇は今まで2作品ほど観ましたが、この作品が一番好きです。長年人形と共に歩んでこられたクラルテさんがこの作品をされるということだけで感動してしまいます。キャプテンの登場シーンとラストのシーンがとても印象的でかっこよかったです。音楽、照明が役者さんの演技をとても美しく仕上げていると思いました。ミシェルがあまりにも素敵すぎて、登場していない場面でも気になってしまいました。(40代・女性) |