須佐神社へ

出雲大社が海に近いところにあるのに対し、
須佐神社は山深いロケーションにある。

6月5日

屏風岩
立久恵峡(たちくえきょう)は島根県出雲市の南部、神戸川(かんどがわ)上流2kmにわたる峡谷。国指定の名勝、天然記念物となっている。

神戸川(かんどがわ)

須佐之男命、稲田比売命をお祀りする須佐神社。
随神門の向こうに本殿。

出雲大社と共に典型的な大社造りの建造物。
大社造とは、四方の柱の間に一本ずつの柱がある。即ち方二間で中央に真柱がある。中央と右中間の柱との間を壁でとじ、その奥を神座とする。向かって右方一間を入口とし階(きざはし)をつくる。
この入口が右方に偏っていることは、他の神社や仏寺には全く例のないことで、神社と住宅が分離しない原始の建築を伝えている。屋根は切妻栩葺(きりつまとちぶき)で妻の方に入口がある。

稲荷社
ふっくらとした感じのこんこんさんが四方を守っている。

本殿の後ろ側。杉が美しかった。


天照社

天照大神(須佐之男命の姉神)を祀る神社が向かいにある。
須佐神社とは格段に見劣りする造りになっている。

天照社で目を引くのは左右の狛犬。
大きさも造形もとても立派だ。これから推測すると
本殿も当初はかなり立派な建造物だったのだろう。

すぐ近くの温泉「ゆかり館」で入浴(500円)

米粉パンを地域振興に活用しているようだ。
焼きたてのパンはとてもおいしかった!