森の中。三びきのくまさんが住んでいました。木のベッドで目を覚ますと、木のお皿でスープを飲んで、木のおうちから散歩に出かけます。森の空気をいっぱいすって、おうちへ帰ってくると…おや?
「だれだ、ぼくの蜂蜜入りのスープをかきまわしたのは」
「だれだ、スプーンをお皿の中にしずめたやつは」
「だれだ、僕のスープを飲んじゃったのは」
くまさんの留守にくまさんの家に入ったのはかわいい女の子です。でもくまさんは、こわくて思わず外へ飛び出してしまいます。
イギリスの昔話で有名な三びきのくまさんを人形劇にしました。木彫りのくまさんが、リコーダーの生演奏にのって、トットコトットコ動きます。
脚本・美術 | 吉田清治 |
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演出 | 西村和子 |
音楽 | 一ノ瀬季生 |
上演時間 | 約20分 |
(同時上演:「鬼のおくりもの」)