第117回公演
創立70周年記念公演『はてしない物語』
原作/ミヒャエル・エンデ 訳/上田真而子、佐藤真理子(岩波書店刊)
DIE UNENDLICHE GESCHICHTE by Michael Ende
Puppet stage rights licensed by AVA International GmbH, München
※ドイツ・ファンタジー文学(児童書)が原作の人形劇です。
※上演時間:約2時間15分(途中休憩15分含む)
※対象年齢:4歳以上(主な対象は小学生以上。4歳未満のお子様はご入場できません)
脚色 | 宮本敦 |
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演出 | 東口次登 |
人形美術 | 永島梨枝子 |
舞台美術 | 西島加寿子 |
音楽 | 一ノ瀬季生 |
照明 | 永山康英 |
振付 | 隅地茉歩、阿比留修一(セレノグラフィカ) |
舞台監督 | 奥洞昇 |
制作 | 松澤美保 |
写真 | 田嶋哲 |
宣伝イラスト | 西村キヌ |
ドイツ・ファンタジー文学の傑作を人形劇化!
【あらすじ】
ひとりぼっちの少年バスチアンが古本屋で見つけた「はてしない物語」。そこは不思議な生き物たちがいっぱいのファンタージエンという世界、しかし”虚無”が広がりまもなく滅亡するという。その危機を救うべく緑の肌族の少年アトレーユが選ばれ冒険の旅に。幸運の白い竜フッフールに乗り、空を駆け巡り、人間の子どもが救い主だとつきとめる。夢中に本を読み続けるバスチアンは本の中から呼びかけられ、ファンタージエンを救えるのが自分だと知り、勇気を振り絞って本の世界に飛び込んでいく。ファンタージエンを救ったバスチアンは幼ごころの君に望みがかなう首飾り”アウリン”を授かり、本の世界の中で望みをかなえていく。しかし同時に現実世界の記憶を失っていく。さらに魔術師サイーデにそそのかされ、友情で結ばれていたアトレーユと対決することに・・・
【上演にあたって】
たった一冊の本、それも小さな文字から、私たちは想像の翼を広げ物語を楽します。ひとりぼっちの少年が生み出した想像世界を”愛と冒険と友情のファンタジー人形劇!”として創りました。精霊の息づかいを感じる舞台、山のような大亀、砂漠の巨大ライオン、岩喰い男、果物実るおばさまなど不可思議な人形たちが、人間の本質を描きます。想像する力を信じれば自分の未来が見えてくる、ファンタージエンの世界をお楽しみください!
演出/東口次登