~Le Petit Prince~ 星の王子さま

第128回公演

~Le Petit Prince~ 星の王子さま

 
五億の笑う星をきみに―

2025年10月3日(金)~10月6日(月)全6回公演
会場は 扇町ミュージアムキューブ 

<コラボ企画>星の王子さまの「てつがく対話」8/31(日)もあり
詳細は【公演情報】をご覧ください。

原作 サン=テグジュペリ
翻訳 内藤濯(岩波文庫)
脚色・演出 東口次登
美術 西島加寿子
音楽 茨木新平
照明 永山康英(永山照明事務所)
舞台監督 奥洞昇
写真 田嶋哲(スタジオ・パール)
宣伝デザイン 山口良太(slowcamp)
振付 Reina
制作 荒木千尋・隅田芳郎
出演者 三木孝信
西島加寿子
福永朋子
藤田光平
奥洞昇
齋藤裕子
松野琥珀

【あらすじ】

あたり一面何も見えない砂漠の真ん中に不時着し、
途方に暮れる飛行士の前に、不思議な少年が現れた。
―「ね…ヒツジの絵をかいて!」
それどころではないとあしらう飛行士だったが、
これまで出会ってきた人たちとまるで違うその少年と対するうち、
飛行士はもっと彼のことや、彼のやってきたという星のことを知りたいと思うようになる。
少年は自分の星に咲く一輪の花を、とても大切に思っていた。
けれどその花の気持ちがだんだんわからなくなって、少年は星を出た。
長い旅のなかで巡ってきた様々な星々、そして辿り着いた地球でのいくつかの出会い、
それらがやがて少年の道を示していき、世界の謎を問いかける。

 

上演にあたって

これまで<俳優と人形>、<ダンサーと人形>のコラボとして2作品上演してきました。
今回は人形だけの世界です。虚実に満ちた言葉や画像が飛び交い翻弄され続ける現代に、
「人間たちのところにいたって、やっぱりさびしいさ」、
「心でみなくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ」という名台詞が刺さります。
小さな王子が遠い星からなぜ地球にやってきたのか、人形劇ならではのファンタジーでお楽しみください!

脚色・演出:東口次登