クラルテって?人形劇団クラルテってこんなところです!

劇団案内

LA CLARTÉ(クラルテ)は、フランス語で“光”という意味です。
2024年 人形劇団クラルテは 創立76周年

劇団紹介の動画は【こちら】をご覧ください。
※「全人協チャンネル」でも公開中です。
加盟劇団中23劇団のプレゼン動画

 

所在地 〒559-0015
大阪府大阪市住之江区南加賀屋3-1-7
電話番号 06-6685-5601
FAX 06-6686-3461
創立 1948年
有限会社
取締役
奥洞 昇
劇団代表 鶴巻靖子
加盟 日本児童・青少年演劇劇団協同組合、全国児童・青少年演劇協議会
NPO法人日本ウニマ(特定非営利活動法人 国際人形劇連盟日本センター)、一般社団法人全国専門人形劇団協議会(全人協)、大阪劇団協議会、上方人形劇人の会

1948年。人形劇団クラルテは、第二次世界大戦後の大阪の焼け跡から生まれました。
第一次世界大戦が終わったとき、ヨーロッパでは、焼け跡の隅々に、人々の荒廃した心に文化の火を灯そうと、アンリ・バリュビウスやロマン・ロランらが文化運動「クラルテ・ムーブメント」を興しました。
クラルテの劇団名は、そこからとったものです。
たとえささやかなものであっても、明るい文化の火を灯し続けたいという思いは、創立当初から変わることはありません。
人形劇団クラルテは、子どもから大人まで楽しめる人形劇をつくり、上演しています。
小学校への巡回公演は劇団創立当時から重要な活動として継続し、また、幼児のためには、「おひさま劇場」という公演スタイルで全国を飛び回っています。
大人を対象としたものとしては、近松門左衛門の作品をはじめ、シェイクスピアなど、古今東西の名作を現代人形劇として取り上げ、毎年秋に劇場上演しています。
またクラルテでは、人形劇の向上のためのワークショップや講習会なども行っています。

劇団員連名(五十音順)

荒木千尋 一ノ瀬季生 茨木新平 奥洞昇 鎌田炉路 菅賢吉 
菊池久子 衣川佳子 古賀恵子 齋藤裕子 白國亜衣 隅田芳郎 
高平和子 竹内佑子 鶴巻靖子 德永颯希 豊崎利子 永島梨枝子 
中山美津子 西島加寿子 西村和子 西本武二 東口次登 
日隈礼子 日髙拍 福永朋子 藤田光平 松澤美保 松原康弘 
松村瑞姫 松本則子 三木孝信 宮本敦 室田美幸 
(2024年2月現在 34名)



クラルテのあゆみ

1948年 大阪府寝屋川市香里園にて、発足。
1953年 解散、ここまで第一次クラルテとする。
1955年 再建。第二次クラルテとして、住之江区南加賀屋(現在の美術工房所在地)にて出発。
1958年 「黄色いこうの鳥」(演出=川尻泰司、美術=吉田清治)で、初めて大阪府・市文化祭奨励賞を受賞。
1973年 近松門左衛門作「女殺油地獄」を上演。以降、クラルテの近松シリーズとして継続して創作。
1982年 アトリエを竣工(現在の事務所所在地)。
1988年 創立40周年記念、国立文楽劇場にて「国性爺合戦」(通し狂言、脚色・演出=吉田清治)を上演。
1995年 阪神・淡路大震災発生。岸和田のマドカホールで「ドリトル先生のサーカス」の団体鑑賞公演の日であった。
その後、神戸地域を中心にボランティア公演を展開。
1998年 創立50周年記念「セロ弾きのゴーシュ」初演。
オーケストラの生演奏、劇団員全員参加による上演。
2003年 創立55周年記念公演「三文オペラ」初演、10月には国立文楽劇場にて上演。
2008年 創立60周年記念「火の鳥~黎明編~」初演。
2011年 東日本大震災発生。東北地方へボランティア公演、その他支援活動に参加。
2012年 アトリエ竣工30周年記念イベント・実験劇場を年間通して実施。
2013年 創立65周年記念事業「火の鳥~黎明編~」全国縦断公演を兵庫県西宮市からスタート。(2017年9月まで継続公演)
2018年 創立70周年記念事業「はてしない物語」公演を9月に神戸・大阪・吹田 3会場(全5公演)で実施。2019年~全国公演中。
2019年 近松人形芝居 其の16「女殺油地獄」を近鉄アート館 9/29~10/5(全10公演)で実施。令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞を受賞。
2020年 「銀河鉄道の夜」をHEP HALL 9/8~10(全6公演)で感染拡大予防の対策をして実施。
2021年 新作「有頂天家族 二代目の帰朝」を近鉄アート館 10/3~10(全12公演)で感染拡大予防の対策をして実施。
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2022年 アトリエ竣工40周年記念イベント「祝ワイワイアトリエ40」(寄席・音楽会)を開催。
新作「お気に召すまま」を近鉄アート館にて10/5~10(全9公演)で感染拡大予防の対策をして実施。
2023年 アトリエ竣工40周年記念イベント「祝ワイワイアトリエ40」企画第二弾(劇団有志による実験作品6作)を開催。
 
創立75周年記念 近松人形芝居 其の16「女殺油地獄」を近鉄アート館 9/28~30上演予定。令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞受賞作品の再演。鹿児島でも11/3上演。

受賞歴

1958年 「黄色いこうの鳥」 大阪府・市芸術祭奨励賞
1962年 「真冬に春がやってきた」 大阪府・市芸術祭奨励賞
1971年 「さるとかに」 大阪府民劇場奨励賞
1973年 「女殺油地獄」 大阪文化祭奨励賞
1975年 「出世景清」 大阪府民劇場奨励賞
1978年 「りんごがたべたいねずみくん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1979年 「だぶだぶ仲間森へいく」 東京都児童演劇優秀賞
 〃  「どっちがどっち」 東京都児童演劇優秀賞
1981年 「ぐるんぱのようちえん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1984年 「ツエねずみ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1985年 「おおかみと七ひきのこやぎ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1986年 「瓜子姫とあまんじゃく」 国際エスペラント人形劇フェスティバル特別審査員賞
 〃  「ぞうくんのさんぽ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1987年 「トウモロコシはだれのもの」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1988年 「国性爺合戦」 大阪文化祭正賞
1990年 「散るは櫻の花のみか」 大阪文化祭本賞
 〃  「おどれタムタム」 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
1993年 「こぶたはいつもはらぺこ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「三匹のこぶた」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1994年 「しずかなおはなし」 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
 〃  「ソーニャと森の魔女」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1996年 「うさぎのおうち」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「ゴリラのパンやさん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「おばけのバーバパパ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1997年 「ぶたのたね」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「たまごまごまご」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1999年 「さかないっぴきなまのまま」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
2000年 「カマキリと月」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「ずんぐりイモムシの夢」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「森のちいくまちゃん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「わくわくドッキン!こぶたのりんご」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「きかんしゃ1414」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
2004年 「小さな山神スズナ姫」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会推薦
2005年 「スーホの白い馬」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
2006年 「スーホの白い馬」 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
2007年 「ハムレット」 厚生労働省社会保障審議会特別推薦
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省児童福祉文化賞推薦
2012年 「火の鳥~黎明編~」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会推薦
2014年 「おーいペンギンさーん」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会特別推薦
2015年 「おきゃく、おことわり?」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会推薦
2018年 「はてしない物語」 大阪文化祭奨励賞(平成30年度)
2019年 「女殺油地獄」 文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞(令和元年度)
2023年 「11ぴきのねこ」 こども家庭庁こども家庭審議会推薦児童福祉文化財
(令和5年度)

大阪新劇フェスティバルでの受賞歴

1982年 「きつねライネケの裁判」 作品賞
1990年 「散るは櫻の花のみか」 作品賞
1993年 「国性爺合戦」 作品賞
1997年 「紅葉狩り剣のゆくゑ」 スタッフ賞(人形美術)
1998年 「セロ弾きのゴーシュ」 作品賞
2004年 「TEN・AMI」 作品奨励賞
2005年 「セチュアンの善人」 スタッフ賞(人形美術)
2008年 「火の鳥~黎明編~」 スタッフ賞(脚色)
2014年 「七つの人形の恋物語」 作品賞
2018年 「はてしない物語」 作品賞
スタッフ賞(舞台美術)
スタッフ賞(人形美術)
2023年 「女殺油地獄」 作品賞